帯広市は十勝の中心部に位置し、食と農業を産業の柱とする中核市です。菓子王国とかちを代表する、スイーツのまちとしても知られていて、老舗菓子メーカーから新店まで、さまざまなショップが点在しています。
「たいやき工房 本店」があるのは、JR帯広駅から北東へ約1.5キロの場所です。道東自動車道の音更帯広ICからは約8キロで、とかち帯広空港からは約26キロでアクセスできます。
たいやき工房 本店
1974(昭和49)年の創業以来、帯広市だけではなく十勝中のファンに親しまれてきた「たいやき工房 本店」。お店の周辺にはいつも甘く香ばしいにおいが漂っています。
そもそもたい焼きとは素朴なおやつです。「たいやき工房」もそれにたがわず気軽なお店で、お値段も定番商品が160円と人情派。
しかし! 食べたらひと味違う。「たいやき工房」のたい焼きは、高級魚とも言えそうな上質感を実感できるのです。
その違いの理由は、厳選された、いくつもの十勝産素材にあります。
たとえば、小麦の甘さや風味を感じるたい焼きの皮。この生地に使われているのは風味のよい小麦粉「きたほなみ」で、そこにきめの細かい特注きなこと、オーガニックふすまもブレンドされ、香ばしく深い味わいになっています。
そして、定番人気の「粒あん」に使用しているのは、ほまれの十勝産小豆と十勝の畑で育ったてんさい糖です。コク豊かな粒あんとなって、たっぷりと詰まっています。
もうひとつ、おいしい理由がありました。それは焼きの妙技です。厚みのある鉄鋳物の型を使い、絶妙な火加減で焼くことで、中はしっとり表面はこんがりふっくら焼き上がります。そして究極のパリパリ感が生まれます。
丁寧に時間をかけて焼き上げた「たい焼き」は、厚みがあって、おなかがパンパンに膨らんでいます。
店頭では素材のおいしさがしっかり分かる、「フチ付き」を選ぶこともできます。もちろん、かたちがきれいな「フチなし」を選ぶのもよし。お好きな方を選んでください。
「たいやき工房 本店」の定番商品は、「粒あん」「クリーム」「チーズ」の3種・各160円です。そしてこのほかに、月替わりの限定たいやきもあって人気を博しています。
限定たいやきは、桜あんに、チョコバナナ、さつまいもクリーム、カフェラテクリームなどなど多彩に20種以上も。「今月はどのたいやきかなあ」と、常連客は楽しみにしながら訪れています。
写真の限定たいやきは9月の「ジャーマンポテト」200円です。
塩コショウが利いたポテト&ベーコンと、ほんのり甘い生地が不思議と合うのです。来年秋の再登場をお楽しみに!
素材も焼き方も極めた珠玉のたい焼き。このおいしさをぜひ「たいやき工房 本店」で味わってみませんか。
すぐに来店できない方には、「たいやき工房」のオンラインショップがおすすめです。冷凍で届いて、レンジとオーブンでお店の味を再現できます。
http://www.taiyakikobo.com/
帯広市の西エリアには「たいやき工房 西店」もあります。西店は不定休なので事前連絡が安心です。お休みの場合は本店へどうぞ。
「たいやき工房 西店」/帯広市西21条南2丁目13/電話0155-41-8008
たいやき工房 本店
TEL 0155-24-2522
帯広市東3条南8丁目1
営業時間/10:00~17:00
定休日/不定休
駐車場/なし
キャッシュレス対応/PayPay
※地方発送可能商品あり、ホームページでお問い合わせください